2018.01.10
買うならどっち!?新築戸建と中古戸建のメリット・デメリット
マイホームを持つには「新築」と「中古」の2パターンから選ぶことができます。大きい買い物だけあって、購入までに苦悩するのは当然です。そこで、購入の決め手となるのが“情報量の多さ”。新築戸建と中古戸建、それぞれのメリット・デメリットを知っておくことで、スムーズで満足のいくマイホーム購入に繋がります。
新築戸建のメリット
資産価値として残る
マンションの場合、購入するのは建物の一室だけになるので資産としての価値が少ないです。戸建を購入するなら「土地+建物」が資産として残ることになるので、資産価値は高くなります。将来、子供のために残せるのもメリット。中古戸建も資産として残るものの、築年数や耐用年数を考慮すると新築よりもダウンすることが多いです。
税制の優遇
住宅を購入する際に必要となる諸経費には、様々な税金が含まれています。同じ住宅購入でも新築と中古の税制の優遇度は大きく変わってきます。
- 不動産取得税の軽減
- 固定資産税の軽減
- 登録免許税の軽減
上記3つの税制だけでも金額に換算すると、新築の優遇度が伺えます
保証期間が長い
瑕疵担保責任によって、新築住宅を購入すると「10年間の瑕疵・品質」について保証が受けられます。中古住宅を購入する場合、個人間の契約が多くなり保証期間も5年前後と新築に比べて短くなります。
新築戸建のデメリット
土地の制限が大きい
人気地域の土地はすでに家が建てられていることが多く、希望する地域での土地制限を受けやすくなります。そのため、郊外にやむを得ず妥協することもしばしば。
負担予算
何といっても新築戸建はお金がかかります。様々な注文を繰り返すと想定していた予算を遥かにオーバーすること結果に…。
中古戸建のメリット
生活のイメージがしやすい
現地を視察することができるので住んだ後のイメージがしやすいです。住宅の中身以外にも、周辺地域環境などの重要になってくる項目の下調べが可能。
購入から住まいまでの期間が短い
ほとんどの住宅は「即入居」が可能となっています。状況によってはリフォームするケースもありますが、新築よりは圧倒的に期間は短いです。入居までの時間が“短い”という利点は、購入者にとって必要なファクターでしょう。
価格の安さ
住宅の鑑定結果にもよりますが、中古戸建は予算を抑えることができます。新築戸建も検討していたなら、余った予算で住宅をカスタムする余裕も生まれます。
中古戸建のデメリット
リフォームまでの年数
通常、木造戸建は「寿命30年」といわれています。中古戸建を購入した場合、中古なので必然と寿命が短くなりますよね。築年数がある程度経過している住宅なら早期リフォームなどが必要となってきます。
ローンの手続き
住宅ローンは申込みから実行まで「約一ヵ月」の期間がかかります。引渡しまで1年近い新築戸建と比べて、中古戸建は住宅ローン審査期間と同じの「約一ヵ月」。住宅ローンを利用希望なら早い段階でのローン申込みが必要になってきます。
最後に
ご覧のように新築戸建と中古戸建には、それぞれ魅力的なメリット・認知しておくデメリットが存在していることがわかります。今回挙げたのはほんの一例です。大きな買い物となるだけに準備期間は多く見積もっておくとよいでしょう。