2022.07.30
中古住宅を購入するときに確認しておきたいこと③
今回は、中古住宅を購入するときに確認しておくべきポイントの
2つ目の要素【土地・建物関係】についてご紹介します。
■■■ 【土地・建物関係】のチェックポイント ■■■
□ 売主と名義人が同じ人物か。
□ 所有者以外の第三者が住んでいないか。
□ 既存不適格物件(※1)、またはその他制限に触れていないか。
また、制限の内容について理解できているか。
※1:既存不適格物件=建築時には適法に建てられた建築物だったが、
その後、法令の改正や都市計画変更等によって
現行法に対し不適格な部分が生じた建築物のこと
□ 土地面積は実測値か、登記面積か。
実測値が登記面積より小さかった場合の処理はどう対応するか。
□ 地盤や基礎を点検し、問題がないことを確認できたか。
□ 建物構造の耐震性や耐久性について、確認を済ませているか。
□ 間取りの変更はどこまで可能か。
□ 電気・ガス・上下水道は、問題なく使える状態か。
□ 過去に行われたメンテナンスについて、いつ、どのように行われたか確認したか。
また、今後想定される修繕・設備入れ替えは、いつまでにどの程度
必要か把握できているか。
□ 新築時の建築確認済証(※2)や検査済証(※3)を受け取ったか。
また、検査済証のない建築物の場合、指定確認検査機関を活用した
建築基準法適合調査が行われているか。
※2:建築基準法に基づく確認・検査制度に基づき発行される書類
※3:1999年4月30日以前は「確認通知書」
これらの項目は、実際に現地を見て、確認する必要がある項目もあります。
次回は、【その他(ローン・手数料・税金など)】のチェックポイントをご紹介します。