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2022.07.31

中古住宅を購入するときに確認しておきたいこと④

今回は、中古住宅を購入するときに確認しておくべきポイントの

3つ目の要素【契約にかかるお金】でチェックすべき点についてご紹介します。

【契約にかかるお金】とは、住宅ローン、手数料、税金などの項目になります。

 

 

   ■■■ 【契約にかかるお金】のチェックポイント ■■■

  □ 住宅ローンはいつ頃借りられそうか。

  □ リフォーム費用はいくらぐらいになりそうか。
    また、リフォーム費用は住宅ローンに含めることができそうか。

  □ あらかじめ住宅ローンが成立しなかった場合のことを、
    双方で取り決めているか。

  □ 不動産会社に払う仲介手数料はいくらになるか。

  □ 司法書士に払う手数料はいくらになるか。

  □ 登録免許税はいくらになるか。

    ・登録免許税は不動産の登記をする際にかかる税金。
       税額 = 課税標準額 × 税率  

  □ 不動産取得税はいくらになるか。

    ・不動産取得税は不動産を取得するとかかる税金。
     課税評価額に税率をかけて算出。
       土地・建物の税額 = 固定資産税評価額 × 4%

  □ 印紙税はいくらか。

  □ マンションの場合、売主に管理費などの滞納はないか。

 

 

住宅ローン、手数料、税金など『お金』に関する項目は、大事なものばかりです。

特に不動産取得税は住み始めてから6ヶ月~1年半くらいの間に各都道府県
から届く「納税通知書」を使い金融機関で納付します。
なお、納期は各都道府県により異なります。

中古物件を購入する際には、面談から始まり、ローン審査・契約となり、
入居にいたるまで、数か月程度の時間かかることが一般的です。

個々の手数料や税金で見ると、それぞれ支払うことができないほど
大きな金額ではありませんが、たくさんの項目にわかれているため、
結果として大きな合計金額になってしまいます。

支払うタイミングになっても慌てることがないように、しっかりと準備しておきましょう。

2022.07.30

中古住宅を購入するときに確認しておきたいこと③

 

今回は、中古住宅を購入するときに確認しておくべきポイントの

2つ目の要素【土地・建物関係】についてご紹介します。

 

 

     ■■■ 【土地・建物関係】のチェックポイント ■■■

 □ 売主と名義人が同じ人物か。

 □ 所有者以外の第三者が住んでいないか。

 □ 既存不適格物件(※1)、またはその他制限に触れていないか。
   また、制限の内容について理解できているか。

   ※1:既存不適格物件=建築時には適法に建てられた建築物だったが、
              その後、法令の改正や都市計画変更等によって
              現行法に対し不適格な部分が生じた建築物のこと

 □ 土地面積は実測値か、登記面積か。
   実測値が登記面積より小さかった場合の処理はどう対応するか。

 □ 地盤や基礎を点検し、問題がないことを確認できたか。

 □ 建物構造の耐震性や耐久性について、確認を済ませているか。

 □ 間取りの変更はどこまで可能か。

 □ 電気・ガス・上下水道は、問題なく使える状態か。

 □ 過去に行われたメンテナンスについて、いつ、どのように行われたか確認したか。
   また、今後想定される修繕・設備入れ替えは、いつまでにどの程度
   必要か把握できているか。

 □ 新築時の建築確認済証(※2)や検査済証(※3)を受け取ったか。
   また、検査済証のない建築物の場合、指定確認検査機関を活用した
   建築基準法適合調査が行われているか。

   ※2:建築基準法に基づく確認・検査制度に基づき発行される書類
   ※3:1999年4月30日以前は「確認通知書」

 

これらの項目は、実際に現地を見て、確認する必要がある項目もあります。

 

次回は、【その他(ローン・手数料・税金など)】のチェックポイントをご紹介します。

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