2018.01.30
注文住宅と建売住宅の違いを比較しながら徹底解説
自分好みの住宅をオーダーできる「注文住宅」と、業者が土地と住宅をセットで売っている「建売住宅」。戸建を住まいにしたいと希望するなら、どちらかを選択する必要があります。でも、いざ購入を決意してもどっちがいいのか判断が難しいですよね。選択のポイントは“それぞれの特徴”を知ることです。注文住宅と建売住宅、それぞれの特徴を徹底解説していきます!
自由度が高い「注文住宅」
注文住宅はハウスメーカーや工務店などの業者に設計を依頼するのが一般的で、その特徴は“自由度の高さ”にあります。見た目の外観、ライフスタイルに合わせた内装・間取り…他にはないオリジナルの住まいをつくりあげることができます。また、設計されていく過程を直接自分の目でチェックすることで「住宅の品質」が保証されます。
注文住宅はコストが高いイメージがありますが、依頼の段階でローコストに設定することも可能です。ローコストの場合、想像しているようなデザイン設計がされずにオプションを追加・変更していき予算割れする恐れがあるので注意が必要です。
注文住宅のデメリット
注文住宅の1番大きなデメリット部分は「土地探し」です。注文住宅を依頼しようとしても土地を確保していない状態からでは、完成までかなり長い時間を要します。ある程度の入居時期を決めているなら大幅なズレとなる原因にも。
注文住宅のおさらい
・自分だけの住宅が設計できる
・設計過程をチェックできるので品質の確保につながる
・土地を購入する手間と時間が必要
即入居も可能な「建売住宅」
建売住宅は土地と建物がセットで売られている分譲住宅のことをいいます。区画で売られることが多く、住宅街が形成されます。その特徴は、“入居までのお手軽さ”。販売段階は業者によって異なり、住宅が完成してからの販売・建設が決定してからの販売に分かれますが、どちらも立地、価格、間取り、設備が発表されているので入居までの労力が少ないです。
モデルルームが展示されている住宅なら実際に確認することも可能で、住んでみたイメージがしやすいです。当然ですが、注文住宅より「割安傾向」にあります。
建売住宅のデメリット
完成してからの実物しか確認できないので工事段階の過程がわかりません。購入してから数年後に「違法建築」が見つかった実例も過去にあります。違法建築なのか判断する材料が少ないので発見は困難。
建売住宅のおさらい
・入居まで手間が少ない
・注文住宅より割安傾向
・構造部分まで目が行き届かない
最後に
注文住宅と建売住宅を徹底解説していきました。どちらもメリット・デメリットがあり、どちらが優れているのか判断はできません。自分が必要で求めている用途によって注文住宅と建売住宅のどちらを選択するのかが大切です。