2016.02.01

茨城県水戸市の土地相場と人気エリアの取引価格

水戸で家を建てたいと思った時、土地付きの建売住宅を買うのも一つの方法ですが、そうではなく、自分の理想の住宅を建てたい、と考える方も多いのではないでしょうか。間取りや外観のデザインなどにこだわりがある場合は、建売ではない注文住宅を選ぶ必要があります。

自分の希望を反映させたオーダーメイドの住宅を買いたい場合、土地と建物部分を別々に契約する方法もあります。その場合、住宅部分が建築請負契約による不動産物件となっています。

ただし、住宅販売のチラシ等の広告には、建売かそうでないかがはっきり記載されていないこともありますので、どちらの方法なのか、きちんと確認しましょう。

住宅部分が建築請負契約による不動産物件の場合、土地部分を販売している業者とは別に、指定された建築会社や工務店と建築請負契約を結ぶことになります。

すでに土地を持っている方はどんな住宅を建てたいかを考える必要がありますが、そうでない場合は、まずは土地を購入するところから始める必要があります。

水戸市全体の地価について

水戸市の地価はどれくらいなのでしょうか。また、どれくらいの価格で購入する人が多いのでしょうか。まずは水戸市全体の地価から見てみましょう。

水戸市全体の平均地価ですが、平成27年の公示は平均価格は18.43万円/坪で、取引価格は8.39万円/坪です。この数字は水戸市の様々なエリアの平均ですので、商業地も含まれます。

水戸市の住宅地の公示平均価格は41,100万円/㎡となっていますので、1坪=3.30579とすると、約13.59万円/坪になります。

ただ、この数字はあくまでも国の調査による公示地価で、実際の取引価格とは乖離(かいり)がありますので、注意が必要です。

水戸市の住宅地の取引価格ですが、国土交通省の調査によると、平成27年第2四半期は、平均が2万7701円円/㎡となっています。

水戸市の人気エリアの土地取引価格について

では、水戸市の人気エリアの具体的な土地の取引価格を見てみましょう。今回は、千波町、元吉田町、姫子を例に見てみたいと思います。

千波町

千波町では昨年、どのような土地が取引されたのでしょうか。水戸駅から至近距離にある商業地ではなく、住宅地の取引について見ていきたいと思います。

千波町で昨年取引された住宅地の土地面積で最も大きかったのは、780㎡、つまり、約236坪です。一方、最も小さかったのは240㎡、つまり約73坪です。

立派な家が立ち並ぶ高級住宅地にふさわしく、広めの土地が多いようです。また、取引された土地はどれも駅から徒歩30分の立地になります。

現在売出し中の水戸市千波町の土地もぜひご覧ください。

元吉田町

元吉田町で昨年取引された住宅地の土地面積で最も大きかったのは、2,000㎡、つまり、約605坪です。一方、最も小さかったのは60㎡、つまり約18坪です。

605坪とかなり広い土地が売買されていますが、この他にも1000㎡の土地が売買されていました。その一方で、60㎡の土地や70㎡といった土地も取引されており、先ほどの千波町に比べ、土地の広さにばらつきがあるようです。取引された土地は駅から徒歩20分以内~徒歩30分程の立地となっています。

現在売り出し中の、水戸市元吉田の土地もご覧ください。

姫子

姫子で昨年取引された住宅地の土地面積で最も大きかったのは、440㎡、つまり、約133坪です。一方、最も小さかったのは165㎡、つまり約50坪です。

なお、姫子で昨年取引された住宅地の土地の立地は、赤塚駅から徒歩15分前後のものから徒歩30分のものまで幅広くありました。

現在売り出し中の、水戸市姫子の土地もご覧ください。

 

これらのエリアで取引された土地は、それぞれ建築条件も異なりますので、単純に比較できませんが、売りに出ている土地の広さや駅からの距離は、エリアごとに特徴があるようです。

最後に

水戸市の住宅地の土地相場は60坪で800万円~1,200万円が相場となっていますので、土地選びの参考にしてみて下さい。

また、水戸市の土地付き一戸建ての場合、平均購入価格は、平均取引単価は7.2万/㎡、平均取引価格は2602.1万円、平均延床面積は361.4㎡、平均取引件数は196.2件/年になります。こちらも参考にしてみてはいかがでしょうか。